見積もり結果と考察

見積もり結果のパターン

廃車 買取先に結果を書いてしまいますが、見積もり結果は、次の4つのパターンに分類できるようです。
A) 解体費用とスクラップ代を相殺して0(ゼロ)とし、廃車手続きにかかる費用が別途必要となる。
ユーザーから見れば最悪ですが、これを受け入れて、払わずに済むお金を払っている人は少なくないと思われます。
「車はタダで処分してあげるから、廃車手続きにかかる費用は払ってね。」ということになります。
ただ捨てるだけであれば確かに処分費用はかかりますが、実際には解体業者に買い取ってもらえるので、こんな損な話はありません。

B) 解体費用、スクラップ代、廃車手続き費用を相殺して、廃車費用一式を0(ゼロ)とする。
「タダで廃車にできますよ。」というパターンで、費用がかかると思っていたユーザは得したような気分になります。
ちなみに、最初の車を廃車にした時、自分もそうでした。

C) スクラップ代から解体費用と廃車手続き費用を引いた金額を戻してくれる。
最近はネットでも情報が収集できるようになったため、廃車にする車を買い取ってもらえることを知っているユーザーも少なくありません。
それを承知で、最初から買取価格を提案してくる業者もあります。

D) 中古車として買い取ってくれる。
いったん廃車にしますが(一時登録抹消)、その後、中古車として転売するようです。
ある程度人気のある車種に限られるかもしれませんが、中古車としての買取なので、戻ってくる金額はそれなりに多くなります。

自分の車はどのパターンか?

いろいろなパターンがありますが、どれがいいかについては一目瞭然です。

ただ、いい条件を引き出すためには、それなりに需要のある車種でないと厳しいと思われます。

自分の車がDパターンでいけるかどうかはわかりませんが、いろいろな業者に当たる手間をかけるだけの価値はあると感じとっていただけたらと思います。

それにしても、どんな状態の車でも、スクラップ価値という点からみれば、少なくともCパターンにはなるのではないでしょうか。

業者の対応について

A)解体費用とスクラップ代を相殺して0(ゼロ)とし、廃車手続きにかかる費用が別途必要となる。

B)解体費用、スクラップ代、廃車手続き費用を相殺して、廃車費用一式を0(ゼロ)とする。

C)スクラップ代から解体費用と廃車手続き費用を引いた金額を戻してくれる。

D)中古車として買い取ってくれる。

A・Bパターン
車種に関係なく、その買取業者の方針である場合が多いようです
今回唯一のAパターンの業者は、大手だけあって対応は丁寧なんですが、事務的で、それ以上交渉の余地はないという感じでしょうか。
たんたんと費用について説明してくれるのですが、こちらもそれ以上踏み込もうという気にはなれませんでした。

Bパターンの場合、それほど事務的ではないにしろ、廃車自体を積極的に仕事として受け入れるという感じではなく、どこか「サービスで仕方なく」という雰囲気が感じられました。

C・Dパターン
同じ業者でも車によって違った対応になる場合が普通です。
転売にノウハウがある業者でも、まずはスクラップとしての買取と思われる価格を掲示してくる場合が多いようです。
そして、話をしていくうちに、中古車としての買取価格を掲示してくる、ということになります。

管理人の場合、Dパターンは全てそのケースに当てはまりました。
買取業者の立場に立って考えた場合、安く引き取った車が高く売れれば、それに越したことはないわけですから、最初はそれなりの買取価格の提示になるのは仕方のないところでしょう。

業者が車の状態等についていろいろ聞いてくる場合、Dパターンになる可能性があります。
そして、こちらが詳しくそれに応えてみた場合、いい反応が返ってくる場合はDパターンでいける可能性は高いといえます。

見積もりを取ってみて思ったこと

廃車 買取年式でいえばスクラップ同然の車でも、買取価格は業者によってこれだけ大きな差があります。

スクラップにするか、転売するかによって違ってくるのですが、査定額は買取業者の持つノウハウに左右される部分が大きいようです。

それにしても、登録から17年経過した車に中古車としての価値があるとは、正直いって驚きでした。
業者の話では、けっこう需要がある車種とのことでした。

転売先は海外(東南アジアか?)の可能性が高いようですが、オーナーとしても、この車がまだ現役を続けて役立ってくれることに、少し嬉しい気がします。

見積もりを取ってみて感じたことですが、電話で交渉すると買取額がアップするという傾向が顕著でした。
G社、H社の場合、1本の電話で買取額が10万も上がったのですから、本当にバカになりません。

本気で高い買取額を引き出そうと思うなら、電話での交渉が必須といえます。

最初のメールに書かれた見積もりはいわば建前なので、メールだけで業者を決めないことを心がけておくことが大切です。
業者にしても、こちらの本気度?を見ているのかもしれませんね。

業者決定のポイント

廃車 見積り電話での交渉が一通り終わった時点で、G社とH社がほぼ同条件で並んでいます。

もう少し競ってもらうこともできたかと思いますが、さすがにこれ以上は気が引けたため、ここらが潮時と思いました。

ということで、事業所が自宅から近い所にあるH社に決定しました。

廃車の場合、車購入時と違ってその後のサポートが不要なため、特に近隣の業者にする必要はないのですが、何らかのトラブルが発生した場合も考えると、やはり近い方が安心感があります。

G社には、すぐ近くの業者で同等の買取価格をつけてくれるところがあったのでそちらに決める、と伝えて丁重にお断りしました。
これで廃車を依頼する業者が決まり、とりあえず一段落です。

廃車をするにあたって、少しでも手元に残ればいいと思っていたのですが、ちょっとした臨時収入となりました。

廃車で儲けるとまではいかなくても、廃車で得するぐらいのことにはなったのではないかと思います。

>>STEP8: 廃車の引き取り<<

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